
精神分析講座
本講座は、オンライン(ZOOM)での実施になります。
精神分析について、当オフィスが整理したものを講義形式でご紹介する形になっております。
精神分析にご興味ある方であれば、どなたでも参加可能です。
本講座では精神分析に関連するものを、幅広く扱っていきます。
そもそも精神分析とは何か? 精神世界はどう成り立っているのか? 心はどのように成長していくのか? 人はどうやって自立していくのか? そんなことについて考えていきます。
専門知識はまったく不要ですので、お気軽にご参加ください。
講座は順次更新中です。ご興味のある回を選んでいただくという形になります(下記の講座一覧から選択してください)。
参加費は2,000円(税込み)になります。
各回、概ね50分程度を予定しております(場合によっては10分程度伸びます)。
ご参加希望・お問い合わせはメールにてご連絡ください。お送りいただいたメールに返信する形で、講座実施可能日をお伝えいたします。
また2人以上でのご参加希望の方は、代表者の方からご連絡いただければと思います。その際、参加人数もご記載いただきますよう、お願いいたします。
精神分析講座一覧 ※順次更新中です
精神分析講座①
『精神分析とは ~ざっくり見ていきましょう~』
私たちは自分のことをどれだけ知っているのでしょうか? 私たちが自分で意識できているのは、海面に出ているほんの一部分。海の下に隠れた巨大な“無意識”が、実は私たちの行動や感情をコントロールしています。
科学がめざましく発展した19世紀、精神科医フロイトは、人間の無意識に光を当てていきました。しかし、その探索は一筋縄ではいきませんでした。気づきたくない感情、見たくない記憶…広大な無意識の探索、そこには様々な困難が待ち構えていて――
今回は精神分析について、その基本的な考え方をざっくりと見ていきます。専門用語は使わず日常の言葉で解説していきます。

精神分析講座②
『症例:エリザベート ~自由連想法はいかに生まれたか~』
身体に異常はないのに足が痛む――
原因不明の疼痛に苦しむエリザベート・フォン・R嬢は、フロイトの治療を受けることになります。フロイトは、彼女に対し前額法――患者の額に治療者が手を当てたまま心に浮かぶことを報告してもらうという方法――を実施しました。しかし、ある段階から、エリザベートは「何も思い浮かばない」といって報告することを拒むように。そんなエリザベートの様子から、フロイトはこの症状の背後には、無意識の世界に抑圧された彼女の“ある願望”があると考え…
精神分析療法は、催眠→前額法→自由連想法と発展していきます。精神分析の最終形態にして代名詞とも呼べる“自由連想法”。この技法成立の背景となった歴史的症例をご紹介します。

精神分析講座③
『転移・逆転移とは』
特定の人を前にすると、なぜか緊張したりイライラしたりする…
日常生活において、こういったことが起こる場面は多々あるのではないでしょうか。もしかするとそれは“転移”と呼ばれる現象が起きているからかもしれません。転移とは、過去の人物に抱いていた感情などを、別の人物に対しても抱いてしまう現象のことをいいます。一見非常に単純に聞こえますが、実は奥深く、とても複雑な現象です。
なぜなら転移は、その感情を投げ込まれた側にも影響を与えるからです。これが“逆転移”という現象になりますが、心理士や精神科医などの支援者も、気付かぬうちにこの逆転移に飲み込まれていることが日常茶飯事です。
人と場所だけでなく、時間さえも飛び越えて繰り返される人間関係のパターン――転移。厄介で、ときに破滅的な影響さえもたらす現象ですが、実はこの転移の理解こそ精神分析の神髄なのかもしれません。

精神分析講座④(カレン・ホーナイ)
『不安はどこから生まれるのか』
「なぜか分からないけれど、いつも不安」「ふとした瞬間に、恐ろしい想像をしてしまう」――そんな経験はありませんか?
精神分析家カレン・ホーナイは、こうした不安の正体を「抑圧された敵意(怒り)」であると説きました。大切な人への怒りを、自分を守るために無意識に閉じ込めてしまう。しかし追いやられた怒りの感情は、無意識の世界、つまり自分のコントロールの出来ない世界で、かえってその力を増幅させてしまう…。その爆発寸前のマグマのようなエネルギーが、「不安」として私たちを脅かしている可能性があるのです。
「不安のメカニズムを知るためには幼少期まで遡らないといけない」――ホーナイはそう説きます。愛情の欠如、偽りの思いやり――子どものときに押し殺した敵意(怒り)は「不安」として存在し続けるのだ、とも。
本講座では、カレン・ホーナイの名著『ノイローゼ』をテキストに、不安が生まれるメカニズムを紐解きます。「自分の性格のせい」と責めるのではなく、心の仕組みを知ることで自分自身のことを深く理解することが出来るかもしれません。
